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you |
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【WAYUTA/HOBiRECORDS】
発売日: 2007-08-17
[ CD ]
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,134 円(税込)
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マーケットプレイス
新品価格: 1,134円〜
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カスタマー平均評価: 4.5
普通にオススメしたい曲 “ひぐらしのなく頃に”を知らない・興味ないという方々にもオススメしたい曲です。アニソンという部類ではなく、素晴らしいバラードだと感じます。バイオリン+ピアノ+雪野五月さんの組み合わせは最高です 良い歌だ! youが目的で買ったけど、thanksの方にハマってしまった!やっぱり癒月さんのyouの方が良いですね!それでも、詩音の気持ちが表現されている良い歌詞だと思いました!thanksの方は、ヤバ過ぎだね!歌を聞いて感動するなんて、久し振りだったよ!歌詞が良いし雪野五月の声も良いし!thanksを聞くためなら買っても良いぐらいだよ! 優しさ・切なさ・期待… ドラマ『目明し編』の終わりで流れたこの「you」というEDテーマ曲は、私にすごく良い印象を与えました。
この曲の旋律と同じのBGMは幾度もドラマで流れたから、この曲はドラマの物語をいっぱい含んでる気がします。
「you」はもちろん、詩音の愛しい人である悟史に向けて歌ったんですね。
メロディより、私は歌詞のほうがずっと好きです。
歌詞にはいろいろの楽しい想い出があって、あの人の帰ることにの祈りと期待もあります。
この曲で、詩音の気持ちをはっきりと感じて、ちょっと悲しい感情の以外、涙が溢れ出すほど感動もあるんです。
ドラマを聞いたら、「thanks」を初めて聞いても、メロディに不案内な感じがないんでしょう?
この曲も、BGMの一つの旋律と同じですね。
それに、「you」の旋律と同じ部分があって、スタイルもまったく同じです。
けど、 絶対に余計なのじゃありませんよ。
この曲で伝えたのは、詩音が友情に向けて抱えた気持ちですね。
切ない感情で、楽しい過去を歌い出せました。
『目明し編』の物語だけじゃなくて、『ひぐらし』のいろいろのことを想い出して、哀惜の気持ちになりました。
このCDを聞いて悲しい気持ちになれるかもしれませんけど、やはり、おすすめします、特に『ひぐらし』と雪野五月さんが好きの人たちにね。
この二曲が人に与える切なさは、曲の魅力なのでしょう? すいませ…… 同人で出た癒月さんのYouの方が自分には
合うと思ったので……。
(というか癒月さんの方が強烈に印象に残ったので)
星3つ。 まさしく詩音の「Thanks」 目明し編において、主人公だった園崎詩音のyouとThanks…もう、私は涙なしでは聴けませんでした。このCDのyouとThanksは、癒月さんが歌っていたものと歌詞が違います。こちらは詩音と魅音役の雪野五月さんが歌詞を書かれています。私としては、こちらの雪野さんバージョンのThanksが気に入ってます。迷子になったあの夜もみんなと一緒なら進めた…という歌詞が堪らなく涙を誘いました。ひぐらしのテーマだと思われる『仲間を信じること』が表れていて好きです。youに関しては、若干歌詞が字余りな感じがしますが…詩音の想いが素晴らしく良く表現されています、感動しました!綿流し編・目明し編で詩音に涙した全ての人に聴いていただきたいです。。
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あの日、あの場所、全てに 「ありがとう」 (ひぐらしマキシシングル) |
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【HOBiRECORDS】
発売日: 2008-08-15
[ CD-ROM ]
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,134 円(税込)
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マーケットプレイス
新品価格: 1,134円〜
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カスタマー平均評価: 4.5
いい買い物した 圭一の「Thanks」と聞いて買いました。
思った以上に良いです!ちょっと感動。
男性ボーカルの力強くて熱い感じ、でも「Thanks」本来のイメージを崩すことなく歌われた、良いものだと思います。
充分、胸を熱くしてくれました!
カップリングのもう一曲Overloadは、完全にネタ歌。
こちらは圭一というより、Kですね。口先の魔術師Kの降臨でした。 買ってよかった!! 一曲目のあの日、あの場所、すべてに『ありがとう』は圭一の仲間に対する思いが強く感じられました。歌詞がとてもいいですね。何度聞いても本当に感動します!!ひぐらしのキャラソンの中で一番に入るくらい好きです。保志さんの歌声は力強さと優しさの両方が感じられて最高です!!圭一らしさがよくでてます。
二曲目の「Overload」は圭一の本領発揮といったところでしょうか(笑)一曲目とは全然ちがいます。歌詞を読むと笑えます。アニメではなかなか見られない圭一が存分に楽しめます(笑)
ここまでアツくなれる声優さんってなかなかいないんじゃないでしょうか。ひぐらしファンにも保志さんファンにもぜひ聞いてほしいです!!!損はないです!!! もう1曲!! あの日、あの場所、全てに『ありがとう』はとても良い歌だと思いますが個人的な欲を言えば2曲REMIXを入れるよりは、もう1曲キャラソンを入れて欲しかったです。 「クールになれ!?Keep On Our Love?」を収録しても良かったかとも‥。 新鮮な感じですよ! 最初に、「あの日、あの場所、全てに「ありがとう」」って言うタイトルだけを見た時、全然旋律や歌詞などを想像できませんでした。
私はドラマCD「罪滅し編」を聞いてないんですから、この曲を聴くことは初めてでした。
昨夜このCDを聞きました。
聞く前に、私はまずCDのブックレットで歌詞を見て、きっと優しい曲だって予想しました。
でも、この曲の始めを聞いた時に、実に驚きました!
これは私の大好きな「Thanks」の旋律じゃないの?!って叫びました。
リズムも変わって、歌詞も「Thanks」のと全然違います。
それに、今度は保志総一郎さんが歌って、必聴と思ったから聞きました。
本当に新鮮な感じですよ。
それで、男の声で歌うというと、やはりリズムを変わることは必要だと思いました。
変わることは良く出来ました、とても良い感じですね。
二曲目の「Overload」で、本当に保志総一郎さんのすごさも圭一の魅力も表現でいる一曲だと思います。
やはり、歌詞を聴くと笑えますね。
「あの日、あの場所、全てに「ありがとう」」はすごく良いです、保志総一郎さんの歌唱力は強いですよ。
曲を聴き始めた時、良くなくなると思ったんだけど、終わりまで聞いて、かなりいけると思ってきました。
それに、歌詞は「Thanks」と全然違うけど、気持ちは変わらないと思います。
三つのヴァージョンもあって、満足できるんです。
「Thanks」を聞いたことある方は、是非この曲を聴いてみて下さい。
男の声で歌う、本当に違って新鮮な感じですよ。保志総一郎さんのファンたちはこのCDを見逃さないで下さいね。 胸にしみいる曲と爆笑曲と ドラマCD ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編
あの日、あの場所、全てに『ありがとう』は皆さんご存じ、ドラマCD罪滅し編の最後で流れた曲であります。
ドラマCD罪滅し編で聴いた時、マキシで出てくれないかと思っていた曲ですが、とうとう出てくれました!
発売してくれてありがとう!!
そしてこのCDでは、ボーナストラックとして5・6曲目に鳥羽風画original versionとbAsHEE original versionの計3曲のあの日、あの場所、全てに『ありがとう』が収録されています。
original versionは微妙に違う曲調だったりして、同じ曲なのに三回楽しめるのが嬉しいですね。
この曲はどれもいい曲であり、歌詞です。
本当に胸にしみこんでくる曲とでも言ったらいいでしょうか。
対して、萌えと固有結界を孕んだ「Overload」は凄い!
聞いた途端、爆笑してしまいました。
圭一の固有結界がいかんなく発揮されています。
この固有結界は多分、竜騎士07氏が書いたものでしょうね。
そしてこの歌を歌いきった前原圭一こと保志聡一郎氏を賞賛せずにはいられない!(笑)
「あの日?」の保志氏はどこへ行ってしまったのだ!
まるで別人だ!
特に固有結界の中に出てくる「サンプルM、R、S」とはこれ如何に!?
いかにも圭一らしい言葉。
聴けば、ひぐらしファンならばすぐにピンと来る筈です(苦笑)。
とにかくこの固有結界は堪能して貰いたい!
だがどちらの曲でも前原圭一というキャラクターを壊してはいない。
立派に前原圭一がこの両極端な歌を歌っている。
素晴らしい。
両曲とも何度でも聞きたい。
圭一をもっと堪能したいと思う次第である。
買ってない人は今すぐ入手してみては如何でしょうか?
損はしません、絶対に!
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ドラマCD ひぐらしのなく頃に~語咄し編 3~ |
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【HOBiRECORDS】
発売日: 2009-04-24
[ CD-ROM ]
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 2,948 円(税込)
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マーケットプレイス
新品価格: 2,948円〜
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カスタマー平均評価: 4.5
ちょっと短いかな? ・「リミット」について
何か収録時間が約40分なので、入りや落ちが強引過ぎる印象がありました。展開が読めすぎて恐さが半減してしまいました。雰囲気としては「目明し編」のようなものですが、物語の入りや落ちをもう少し丁寧にやってほしかったです。
また物語の展開が急すぎて、「え?はっ?」っと思えてしまうところが何箇所もありました。あるキャラ(ネタバレになるので名前は書きません)はどういった経路である事実を知って、どのような形で行為を行っていったのかなどもう少し細かく作ってもいのでは?と思います。
こちらの話は自分的には☆3つかな。
・「雪渡り編」について
こちらの作品の方が私は好きです。
収録時間は約37分ぐらいだったと思います。こちらの方短いのですが、落ちが「おおおお!」と思わされるもので結構感動しました(本家の作品を知っていればですが)。短い時間の中、構成もしっかりしてるし内容も上手くできてます。
こちらの方が「ひぐらし」のもう1つの結末としてあってもいいのではと思えるので、☆5つです。
・感想
全体的に見たら話しは良いのですが収録時間が短すぎて、強引なところや展開が速すぎるなど物足りなさもありました。買って損と言うことにはならないでしょうけど、少しもったいない作品ですね。
二作の平均で全体的な評価は☆4つにしました。 分かる人には分かる作品 第一話「リミット」
これは怖い(笑)。
思わず(笑)などとつけてしまいましたが、戦慄の物語です。
まさに「ひぐらしのなく頃に」!
とてもうまくひぐらし世界を体現していると思います。
流石、大賞を受賞しただけの作品!
忘れかけていた「ひぐらし」特有の陽と陰の世界を思い出させてくれました。
ネタバレになるので作品の内容については何もかけませんが、是非聞いていただきたい!
聞いて損はしません。
第二話「雪渡り編」
珍しく真冬の雛見沢から始まります。
いつも初夏の雛見沢でしたから、とても新鮮です。
そしてこの物語は、ある人物への試練の物語。
この【試練】というのがくせ者で、一度聞いただけでは意味不明になってしまうかも知れませんが、二度三度と聞けば、きちんと理解できるよく練られた作品になっています。
けれど【試練】だけではなく、きちんと部活モードもあり、小さな灯火で暖をとるような小さくも暖かな友情物語も練り込まれており、なかなかよくできているなぁと感心しました。
しかし、作品の傾向から賛否両論になってしまうかも知れないかも知れません。
個人的には気に入りましたが、第一話の『リミット』と比べると物足りない、意味が分かりにくいなどと言った感想もあるかと思います。
ですが、出来はよいので聞いている最中にネタバレしにくいお話になっているのでは?
とにかくこの?語咄し編3?も聞き応えのあるCDに仕上がっています。
ある意味、安心して聞ける作品になってるでしょう。 本編のドラマCD化を・・・ 本編の皆殺し編が出ないというのに番外編とはいかがなものかと思う
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ドラマCD ひぐらしのなく頃に ~語咄し編2~ |
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【WAYUTA】
発売日: 2008-05-09
[ CD ]
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
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マーケットプレイス
新品価格: 2,520円〜
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カスタマー平均評価: 3
おもしろくない このシリーズの漫画版を先に読み、興味が湧いたので購入しましたが…(小説は未読) はっきり言っておもしろくありません。先にCDを聴いていればまた違った感想があったのかもしれませんが、漫画のテンポで慣れてしまったせいか、とてもテンポが悪く感じました。特にりかさとうぉーず。見所とも言えるりかさとの喧嘩シーン………。残念としか言いようがありません。 あと、最低評価に至った最大の理由は、キャラの出番が極端に差があることでした。梨花の出番がとてつもなく多いのに対し、圭一・レナの出番が異常に少ない…。漫画版を読み、ドラマCD化されてる作品名を見た時点で気付くべきでしたが、初見だった「お漏らしでなく頃に」に期待したのがそもそもの間違いでした。最初から最後まで梨花ちゃんしかでません。 あと、恐らくこの話はギャグなんですが、正直「え?ここ笑うところ?」的微妙なラインのギャグが延々続くだけです。そこは声優さんの技量の問題かと。 最後の「雛げし編」は好みの問題なので感想は割愛します。 とりあえず、一回聴いたきりお蔵入りしたのであんまり印象にも残っていません。「いいな!」と思えるシーンが一つもなかったことが残念でなりません…。 作品のチョイスから声優さんの技量まですべてに失敗した作品です。 2番目がネック 他の人のレビューで大体間に合いますので、個人的感想。
「りかさとうぉーず」★★★★☆
セリフも展開も、小説版と結構改変が多い。
加えて、小説版ではもっと派手に喧嘩してたはずなんだけど
やけに軽い感じになってるし、その後の仲直りもいまいち演出不足。
この作品の売処の1つは、緩急の大きさだと思うのだけど、ちょっと再現不足
プロットのレベルの高さ(大賞作品です)に助けられた感が大きい。
「お漏らしで泣く頃に 閑話休憩編」 ★★☆☆☆
演技は良かったが、小説どおり殆ど梨花の一人演技のため退屈。
11作品の中からわざわざ選んでドラマCD化した意味が分からない。
3作品しかCD化できないのなら、もっと他にあるだろうと…
こういうのは小説で読んだ方が面白い。
「雛げし編」★★★★☆
演出にしろ演技にしろ、一番良かったです。
元の作品はあまり好きではなかったけど、このドラマCDのおかげで好きになれました。
これは中身について語るわけにはいかないので早々に切り上げますが、
一番のお勧めですね。 期待外れ ひぐらしのドラマCDをいくつも聞いてきてわかったことがあります。それは部活メンバーの声優陣がどれだけ楽しんで、生き生きとして、感情移入して、演じているかによって、作品の面白さが大きく左右されるということです。これらは聴いていて何となく感じることができます。
ひぐらしの声優陣は数年間いろいろなメディアで声を吹き込んでいるわけなので、疲れやマンネリ感を感じるときもあると思います。また声の収録環境にも左右されるのではないかとも感じます。また原作の話に関しては既に感情移入は出来ていても、全く新しい話や外伝ともなると、役づくりを十分にしないまま、ある意味惰性でやってしまうのではないでしょうか。
ここで話を今回のドラマCDに戻します。まず「りかさとうぉーず」ですが、梨花と沙都子の喧嘩がメインであるはずが、本気で喧嘩しているようには聴こえませんでした。小説を見た時はもっと激しかったと思いますが、いまいち迫力がない。
「お漏らし編」はつまらないの一言。実質梨花の一人演技が延々と続いていきます。正直梨花の声優の方だけでは、ギャグ中心の20分を持たせることはできません。プロットのつまらなさもありますが。
「雛げし編」は、魅音だけが浮いてしまっていて、これまた魅音の一人芝居に近かったです。そもそも昭和58年より数年後の展開を描くにしては、この時間では短すぎます。各キャラの立ち位置が微妙に変わっていることになれないうちに、展開が進んでいくからです。最後のオチもあざとい。雪野さんもよく理解しないうちに演技が終わっちゃったのではないかと。
総じて言えることは、部活メンバーの5人が一緒になって演技するところが非常に少ないので、作品全体のテンションも低めとなっています。やはり五人のやりとりがあってこそのひぐらしだと思います。 秀作揃い 一つ一つが秀作だと思います。
第一話「りかさとうぉーず」
タイトルの通り、梨花・沙都子の戦争です。
きっかけはカレンダーと悟史から貰ったマグカップから。
序盤はドタバタ調で進められますが、後半はよい意味で切ないお話となります。
一言で言ってしまえば、梨花と沙都子の友情物語と言ったところでしょうか。
二人の絆が確かめられるとてもいい話です。
…が、もちろんそれだけでは終わるわけもなく、なかなかいいオチに。
上手いです。
第二話「お漏らしで泣く頃に 閑話休憩編」
誰が主人公とは敢えて言いません。
これは是非聞いて貰いたいですね。
思わぬ人物がパニックに陥る姿が面白すぎます。
と同時に、BGMに力入れすぎです(笑)。
まさかあのBGMを使われるとは思いもよりませんでした。
無論、原作の曲ですよ。
ある意味はちゃめちゃです。
第三話「雛げし編」
これはほぼノーコメントという事でいいですか?
酷く切ないお話です、とでも言っておきましょう。
でも、だからこそ聞いて欲しいお話でもあります。
またこの話には、大石と赤坂が登場しています。
どんな登場の仕方かは聞いてのお楽しみ。
そして、大石が最後に呟く言葉がとても印象的な話です。
とまぁ、こんな感じで色々なタイプのお話が聞ける訳ですが、どれも構成がよく聞きやすいお話だと思います。
秀作揃いというのが適切な言葉ではないでしょうか。
これまでも外伝的なドラマCDが発売されていますが、プロ作家のCDに負けず劣らずの一枚です。
個人的には大変満足できました。
と言いつつ☆四つにしたのは、最後の話があまりにも切なくて凹んだと言う個人的な事情からです。
本来なら☆五つつけてもおかしくはないでしょう。
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ドラマCD ひぐらしのなく頃に〜暇潰し編〜 |
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【HOBiRECORDS】
発売日: 2006-12-27
[ CD ]
参考価格: 3,620 円(税込)
販売価格: 2,699 円(税込)
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マーケットプレイス
新品価格: 2,579円〜
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カスタマー平均評価: 4.5
子安武人氏の好演が光る、ドラマCDシリーズ第4弾 『ひぐらしのなく頃に』ドラマCDシリーズ第4弾。『暇潰し編』を再現しています。
このドラマCDシリーズ、原作に忠実ながらもしっかりと音声ドラマ向きに起こし直したシナリオと、レベルの高い声優陣による好演が非常に好印象なのですが、プロデューサーの高宮宏臣氏が全編ドラマCD化を確約してくれている点も大変嬉しいですね。
今編『暇潰し編』は、CD3枚組み、総収録時間3時間47分程と、5時間オーバーだった『綿流し編』『祟殺し編』に比較すると短めですが、これは原作のボリュームが半分程度であるためで、同じく3枚組みだった『鬼隠し編』と比較すると原作の再現度は遥かに上回っています。ただ今編は、元々メインキャラがほとんど登場しない内容なだけに、やや物足りなさを感じたのも事実ですが、これはやむを得ないでしょう。
このドラマCDシリーズで起用されたメインどころの声優さんは、アニメ版にも起用されているのですが、今編主役の赤坂衛役についてはアニメ版の小野大輔氏から子安武人氏に変更されています。ただ、CDを聴いた限り違和感は全く無く、むしろ子安氏の方が幅広い演技力を有されているため、より聴き応えがあるように感じました。特にアニメ版では割愛されていた麻雀シーンにて赤坂に「素敵な凄み」が出てくるシーンや、原作通りの展開になった誘拐犯との駆引きシーン、梨花の真意を知った後の慟哭シーン等は、子安氏の本領発揮といった印象でしたね。
このまま赤坂役は子安氏でいくのかとも思いましたが、アニメ版『ひぐらしのなく頃に解』を視聴した所、赤坂役は小野氏に戻されています。この先ドラマCD版ではどちらの配役になるのか?少々気になる所ではありますね。決して小野氏に不満がある訳ではないのですが、やはり子安氏に一日の長があるようです。
現在既に第5編『目明し編』はリリースされ、その先の展開も非常に待ち遠しい所ですね。良質の音声劇に期待します。 原作の忠実な再現 本編も原作のエピソードを極力削らず、個性的なキャラを実力派声優が演じているので、従来どおり原作の忠実な再現が行われています。これを作ったスタッフには相変わらず脱帽してしまいます。また赤坂役の子安さん。新米で少し情けない役どころをきちんとこなされています。
ただ今回は主要キャラが赤坂、梨花、大石に限られ、いつもの部活メンバーが登場しないので、あの独特の賑やかさはありません。これは原作の性格上仕方のないことですが、圭一たちの掛け合いを楽しみにしている人には面白みに欠ける内容だと思います。特に麻雀シーンや北海道の旅館シーンはいくらか退屈に思うかもしれません。
そんな中、「赤坂と梨花の邂逅」「誘拐犯との格闘」「赤坂の懺悔」は聞きごたえがあります。にぱーを連発して妄想したり、誘拐犯に情けを求めたり、梨花の死に号泣したりする場面は十分聞く価値があります。
祟殺し編の次に欠かせないお話 この物語はひぐらしで繰り返される惨劇の謎を解く為に、欠かせないお話です。
同時にこのパラレルワールド的な世界の秘密の扉を覗かせた内容になっています。
今作では新たに赤坂役に子安武人氏を起用された用で、アニメとは違う声になった事で
最初は戸惑いましたが… エリート的で品のいい男性役にとてもハマっている方なので
楽しみにしています。
原作の後半にも伏線として繋がっていくので、今まで推理できないなら読まなくても…
と思っていた方にも是非聴いて欲しいです。
祟殺し編と合わせて最重要なお話 この話はオヤシロ様の生まれ変わりと敬えられる古手梨花と、公安部所属の赤坂衛との出会いを描いたお話です。
祟殺し編の梨花の死について、より深めるもので同時にひぐらしという世界の本来の主人公は
古手梨花だったんだなと思わせてくれた作品です。
原作を全てプレイした私も、推理はできなくともこの話が祟殺し編と対以上に重要だったんだなあ…と感慨深いです。
暇潰し編という題名のせいか飛ばしていいとお考えの方もいらっしゃるでしょうが、この話
なしにしてひぐらしの謎は解けません。
アニメよりも原作に近くTIPSも掲載しているので、原作をプレイしていない方にも
オススメな内容です。
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ドラマCD ひぐらしのなく頃に〜語咄し編〜 |
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【HOBiRECORDS】
発売日: 2007-04-25
[ CD ]
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 3,120 円(税込)
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マーケットプレイス
新品価格: 2,655円〜
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カスタマー平均評価: 4
相変わらず音声劇としてのレベルは高いです 2006年に一般公募された「ひぐらしのなく頃に小説大賞」応募作のうち、受賞作10編の中から2編を取り上げて音声ドラマ化したものを収録したのがこのドラマCD『話咄し編』です。
音声ドラマ化にあたり、シナリオを、本編のドラマCD化も手がけられている高宮宏臣氏が書き起こしているというのは非常に嬉しいですね。氏のリライト力は、ドラマCD版『ひぐらしのなく頃に』を聴けば解るとおり、非常に高く評価できます。実際に小説版『話咄し編』と比較しながら聴いて見ましたが、大筋の流れを変える事無く、しかし音声劇として聴き易い流れに整理され、よりメリハリのある台詞に置き換えられている点など、流石にプロの仕事と評価できますね。
もちろん声優陣はここまでのドラマCD(及びアニメ版)と全く同じ陣容、もともと演技力に定評がある声優さんを揃えた上、キャラの雰囲気をよく理解されている方ばかりなので、安心して楽しめる内容となっています。
選ばれたシナリオは大賞受賞作『贄流し編』と、方條ゆとり賞受賞作『女こまし編』。非常にメッセージ性が強く、ドラマとしての体裁がしっかり整っているものと、ギャグ色の極めて強いドタバタ劇という、対照的な2編が選ばれていますね。
『贄流し編』は収録時間約40分。途中にギャグ要素の追加があるものの、ほぼ忠実に原作を再現した内容です。題材そのものは決して目新しい内容では無いのですが、『ひぐらし』のテーマをうまく取り入れた”ひぐらしらしい”一編となっています。
『女こまし編』は収録時間約34分。こちらは物語の発端に少し手が加えられた上、収録時間の都合だと思いますが、詩音、知恵先生、鷹野三四の出番が削られているのが個人的には非常に残念でした。ギャグとしては楽しめる内容なのですけどね。
この『話咄し編』、この先コミカライズもされるようです。現時点で内容、作画担当者等不明ですが、こちらも非常に楽しみですね。 オススメです! 内容としては物足りなく感じられる作品かと思われがちですが、中々良い作品だと思います。
声優の方々が元々は文章だった作品を、画像無しで見事に演じきっています。
思わぬところでイリー・トミー・クラウドのソウルブラザーが乱入してくる場面は笑えました
特に《女こまし編》がこのドラマCDのクオリティーを引き立てています。圭一の甘い声、部活メンバーの壊れ様を聞きたい人には必須な作品です!!
加筆させていただきます。
先日、語咄し編がコミック化され、小説第2弾が発売されました。
ひぐらしの勢いは止まることなく、増しています。
この作品は発売された頃合から、中期の作品です。
今新しい(後期といえる)作品やグッズが出ていますが、少し過去を振り返ってみるのもいかがでしょうか? 部分的には楽しめたが、全体的には… 贄流し 比較的真面目な話がメインに来るのですが、その前後をバカ騒ぎで挟んでしまったため、本来言わんとしていたテーマが霞んでしまった感じがします。それにストーリーそのものも正直薄っぺらい感じがしました。このシナリオではひぐらしのメインテーマでの一つである「仲間」を扱っています。要は自分だけで悩まず仲間を頼れ、ということなんでしょうが、こんな短い話でそれを言われても共感できません。本編では分厚いストーリーを通して何度も反芻しながら語ってきたテーマです。そういう前提知識があるからこそ、こんな大事なテーマを簡潔に言って欲しくないし、また本編の二番煎じみたいでくどい感じがします。
女こまし 女性陣が暴走して呂律が回らなくなる辺りは原作どおり楽しめました。アドリブや追加された部分もなかなかの出来でした。しかしなあ…やはり詩音、鷹野、羽入の出演がないのが痛いです。そのせいで原作のドタバタぶりが4割減になっています。特に梨花の言動は羽入との絡みがあってこそが真骨頂でしょう。魅音と詩音も同様です。いま一つ物足りない感じがしました。
まあ外伝として割り切るならそこそこ楽しめると思います。声優さんも端々で笑わせてくれますしね。
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ドラマCD ひぐらしのなく頃に ~祟殺し編~ |
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【HOBiRECORDS】
Windows
発売日: 2006-06-28
[ CD ]
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,591 円(税込)
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PC
Windows
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マーケットプレイス
新品価格: 2,902円〜
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カスタマー平均評価: 4.5
緊迫の4枚組 今回も原作の雰囲気を忠実に再現しています。扱う題材は陰鬱なものなので笑って楽しむものではないですが、それから逃げずに作られているので良いです。声優さんたちの演技にも鬼気迫るものがあります。圭一が部活メンバーや大人たちと議論を戦わせる様には圧倒されます。特にレナ役の中原さんが本領を発揮しています。
またブックレットに記載されているパスワードを使って、ネットからおまけTIPSをダウンロードすることが出来ます。これはただのおまけではありません。何せ合計30分以上にも及びますから。このシナリオは部活やお遊びが中心になっており、ひぐらしのドタバタ的雰囲気が楽しめます。特に野球対決は圭一の(違った意味で)最大の見せ場になっています。これを加えて初めて本当の祟殺しであり、評価5に繋がります。 アニメ版よりずっと原作のテイストが表現されています。御一聴を 『ひぐらしのなく頃に』の第3篇『祟殺し編』をドラマCDとして再現。第2編までと同様に、テレビアニメ版と全く同じ、非常にレベルの高い声優陣(と言うより、テレビアニメ版がドラマCD版と同じと言うのが正解ですけどね)を起用し、CD4枚組、総収録時間5時間オーバーとボリューム感も満点。聴き応えのあるドラマCDに仕上がっています。
これで"出題編"と呼ばれる第3編まで全てがドラマCD化されましたが、このシリーズは原作ノベルゲームのドラマCD版であり、アニメ版よりは原作のエッセンスをちゃんと残していますので、アニメ版から入って原作版を知らないファンには、原作の雰囲気を知る為のツールとして聴く価値があると思います。
この『祟殺し編』、4枚のCDが綺麗に「起承転結」に該当しており、過去の2編よりも構成的にまとまっていると感じられました。CD一枚毎にちゃんとストーリーの区切りとメリハリがつけられており、それほどダラダラした印象が無く聴き易かったです。
声優陣の演技も相変わらず素晴らしい。今編のメインで最も低年齢のヒロイン・北条沙都子役をベテランのかないみか嬢が演じていますが、沙都子の豹変には一人二役に近かったレナや魅音のそれとは違い、より現実的な痛々しさを表現する必要がある訳で、高い技術と豊富な経験を持つベテランが登用されているのは納得。かないみか嬢が見事にその機用に応える演技を披露しているのも素晴らしいです。もう一方の主役・保志総一朗氏も益々磨きがかかってきています。
今編はホンワカしたテイストが少なく緊張感の高い展開が続いており、その分聴いていてダレる部分が少なかったですね。ただ、BGMの種類が少なく同じ曲が何度も流れるのが少々興醒めでした。
このドラマCDシリーズ、これ以降のリリースは発表されていませんが、音声劇としてのレベルは高く評価出来ると思いますので、是非この後も期待したいですね。
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ドラマCD ひぐらしのなく頃に 綿流し編 |
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【HOBiRECORDS】
発売日: 2005-12-22
[ CD ]
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,952 円(税込)
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マーケットプレイス
新品価格: 3,445円〜
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カスタマー平均評価: 4.5
レナの魅力的のCDドラマだと思います! この『綿流し編』のCDドラマが発売された日から今まで、私は何度に聴いたのか、もう数えられません。
本当にとても良い感じで大好きで、何度聴いても飽きれないんですから。
それに、このドラマの「視点」である圭一より、レナのほうが魅力持ってるって感じです。
物語の初めての部分、レナは詩音と出会って戸惑っていた圭一を励ました時から、私はこのドラマのレナを気になりました。
レナは普段落ち着いてる、いつも微笑んでる、「かあいいモード」というすごいものを持ってる、こうみたいな印象ですからね。
梨花と沙都子のことを心配していた圭一からの電話を取ったレナに、少しびっくりしました。
レナはなかなかしっかり子だなぁって思ってきました。
そして、予想以上の推理能力と洞察力、圭一を説得すること、大石に対して冷静な態度、仲間思う心…
物語の最後の部分、圭一と魅音(実は詩音ですね、『目明し編』を聴くと分かるはずです)が離れて、レナの泣き声を聴くと、かなり切ない気持ちになりました。
彼女はきっと最後まで、頑張って悲しみを隠していた違いないでしょうね。
このCDドラマを聴いた後、レナすごい?レナかっこいい?感動する?って、ずっと思ってますよ。
私は元々レナが好きですけど、この『綿流し編』のレナが一番好きです!
このドラマは圭一の視点で描いた物語で、園崎双子がヒロインですけど、レナはこの三人より魅力持ってるキャラだと思います。
レナが好きなら、是非このCDドラマを聴いてみて下さい。
中原麻衣さんの演技を聴きたいほうは是非、『鬼隠し編』と『罪滅し編』も一緒にね。 最高の一人二役 魅音と詩音、この二人を演じるのが雪野五月さんです。この方の演技力や存在感は若手の中でも群を抜いています。この作品でも個性の違う双子を極めて自然に演じ分けています。普通の会話でもそれなのだから、あの拷問シーンではどうなるかと思い聴いてみました。
そうしたら……もう絶句しました。片方は激怒、片方は号泣、両極端の二人でしたが、こちらが戦慄を覚えるほど熱演していました。しかも魅音と詩音のイメージは崩れていませんでした。アニメでもその一部分は垣間見えますが、ドラマCDとの比ではありません。こういう内容を見せられると、ドラマCDの目明し編にも期待が持てます。
また購入した人はネットでおまけドラマが取得できます。これは原作にはあるけどドラマCD本編には入りきらなかったいくつかのエピソードです。しかもそのボリュームは30分を超えるので、聞かないと損です。注目はカレー勝負の話です。部活シーンはアニメや漫画、ドラマCDでさえカットされることが多いのでこれには満足です。ここでは惨劇シーンとは違った、ひぐらしのドタバタ的雰囲気が味わえます。 文句無しの力作。素晴らしいです。 個人的に、ひぐらしのメディアミックスにおけるクオリティの高さは、ドラマCD>コミックス>アニメ、の順だと思っています。
そしてこの、『綿流し編』のドラマCD。
4枚組という気合の入ったボリューム(まぁ、出来る限り原作に忠実にいこうと思えばこうなるのでしょうけれど)(そしてそれでも、もちろんのこと内容量は原作には遠く及んでいませんが、その代わり途中のぐだぐだ感も無く、すっきり纏まっているかと)はもちろんのこと、前作に引き続き、豪華声優陣による熱の入った力演がとにかく素晴らしい!
特にこの『綿流し編』は2作目ということで、前作『鬼隠し編』ではまだちょーっと役作りがはっきりと定まりきっていないのかなぁ、という感じを受けてしまったキャラ(わたしは特に、圭一と梨花についてそう感じました)も、しっかり安定していて、とても良かったです。
アニメと同じ声優陣なので、興味のある方は聴いてみて損は無いかと。きっと、アニメ以上の緊迫感を味わえること、うけあいです。
個人的に、アニメのほうでは見られなかった、最終トラックの狂気は、一聴の価値(って言葉は無いけど)あり、ですよ。 姉妹の声に違和感 鬼隠し編に続いてこちらも聴きましたが、
全体的に演技、シーン選出ともに良いと思います。
音楽が変更されているのが残念ですが、
ドラマCDは原作に沿い丁寧に脚本が作られていると思います。
ただ、気になった所がいくつかあります。
姉妹の声が違いすぎる点です。
性格的に、魅音はこんなにぶっきらぼうではないし、
詩音はこんなにぶりっ子ではないので、
喋り方と声質の違いに終始違和感を感じました。
姉妹は口調こそ違えど、どちらも快活では・・・?
演技自体は素晴らしいと思うので、
今後は二人の喋り方の極端な差をなくし、
声質を揃えて欲しいと思います。
目明し編も出るようなので、気になる部分を意見させて頂きました。
近く祟殺し編が控えていますが、今後もドラマCD化企画を応援しています。 雪野五月嬢と中原麻衣嬢の快演が光るシリーズ第2弾 PC用サウンドノベルゲーム『ひぐらしのなく頃に』の第2編「綿流し編」をCDドラマとして再現。豪華な声優陣と原作再現度の高さ、CD4枚組み、総収録時間5時間以上と言うボリューム感等がウリとなりますね。
原作は現在第8編中7編までリリースされており、全てをプレイしていますが、この「綿流し編」が一番無理のない、よくこなれたストーリーだと評価しています。この編に限れば、ミステリーとして充分推理可能だし、ラストなどは、いかにも"ホラー"と言った展開で締めくくられ、まとまりの良さを感じさせます。前半少々冗長感があるのですが、転調以降の展開は前作よりも原作の緊迫感がちゃんと表現されていたと思います。それでも原作の迫力には及びませんが、これは受身にならざるを得ないCDドラマと言う媒体の性質上やむを得ないでしょうね。ちなみにこの編に限った謎解きは、第5編「目明し編」でほぼなされていますので、どうしても知りたいと言う方は、そちらをプレイしてみてください。
また、「園崎魅音」役の雪野五月嬢の演技力、表現力が実に素晴らしい。非常に困難な役どころを見事に演じあげたと言う印象です。「竜宮レナ」役の中原麻衣嬢も、メインだった「第1編」を上回る好演だったと思います。個人的には「前原圭一」と「大石蔵人」に違和感を感じているのですが、これは好みの問題ですね。
平成18年4月からはアニメ版も放送されるわけですが、少なくともメインキャラについて、このCDドラマ版と同じキャスティングが発表されたと言うのは大きな朗報ですね。アニメと言うさらに制約の大きな媒体で、どのように『ひぐらし』の世界を構築し表現するのか、興味深く待ちたいと思っています。
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ドラマCD ひぐらしのなく頃に(鬼隠し編) |
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【HOBiRECORDS】
発売日: 2005-05-27
[ CD ]
参考価格: 3,400 円(税込)
販売価格: 3,368 円(税込)
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マーケットプレイス
新品価格: 839円〜
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カスタマー平均評価: 5
オープニング再体験用ツールとしては上出来 PC用サウンドノベル『ひぐらしのなく頃に』の第1編「鬼隠し編」をCDドラマ化。CD3枚組み、総収録時間約4時間に及ぶ大作です。
聴いてみた感想ですが、原作は日常の崩壊から破局に至るまでに、迫り来るような恐怖感があったのですが、残念ながらこのCDドラマにはそこまでの緊迫感はありません。原作はマウスをクリックするだけの操作とはいえ、能動的に行うべき操作があることによって、作品へのシンクロ率を高め、緊迫感を出すことに成功していたのですが、CDドラマは完全に受身だし、ビジュアルの刺激も無いため、集中力の持続が難しく、収録時間の長さもあいまって、心に迫ってくるような印象を受け辛い作品でした。
ただ、声優陣の頑張りは素晴らしいものがあります。キャストについては好き嫌いがあるでしょうが、演技力、声質等に優れた声優さんを多数起用していますし、セリフもちゃんとドラマ用に咀嚼されていますので、出来そのものは悪くありません。原作の再現度もほぼ完璧ですしね。
この作品、『ひぐらしのなく頃に』初体験と言う方には、原作の魅力を100%伝え切れていないだけに少々お薦めし辛いのですが、原作をきっちりプレイしているファンにとっては、オープニングを再検討するためのツールとして、なかなか重宝すると言えますね。既に全8編中の7編までがリリースされ、伏線は全て公開されていますので、その情報を踏まえた上で、もう一度最初のストーリーを体験しようとする際、同じPCノベルを再プレイするよりは雰囲気が変わって良いかと思います。 台詞劇の面白さを、あらためて実感しました。 声優さんのマッチ・ミスマッチについては、皆さんの主観や好みがありますので一概には言えませんが、私は概ね満足しています。
各声優さんの演技力についても十分聞き応えがあると思います。
特にレナや富竹の演技は「あぁ、こんなキャラクタだったのか」と納得してしまうほど情熱的なものでした。
欲を言えば、主人公「前原圭一」の演技に、もう少しだけメリハリが欲しかったですね。
特に終盤でのセリフの言い回しが、どれも同じように聞こえてしまいます。
主人公のセリフ量は全体の半分以上を占めますので、物足りない演技は、どうしても作品全体の印象に影響してしまいます。
演出面については、特に面白いとは思いませんでした。
原作とは違い使用できる要素が限られているので仕方が無いと言えばそうなのですが、
原作が持つ演出力と同等のものを期待してらっしゃる方は、おそらく満たされることはないと思います。
原作と比較するのではなく、ひとつの台詞劇としてならばとても楽しめた作品でした。
例えば台詞ひとつ取ってみても、原作のテキストをそのまま持ってくるのではなく、
語感的に良くなるよう、声優さんの個性がよく活きるように上手く校正されていて、違和感無く聞き続けることができました。
先に言いましたように主人公の演技に気になる箇所があったため評価は3としましたが、
「買い」かどうかと聞かれればもちろん、お勧めできます。
今後の続編にも期待したいと思います。 待っていました! 同人ゲ−ム「ひぐらしのなく頃に:鬼隠し編」のドラマCD!(^^) 聞く前は、声が付くとどんな感じか期待と不安を抱えていました。 でも何も心配する事はなかった! キャラのイメ−ジは、まったく壊れる事はなかったです。 5人で部活をしている時や、じゃれあっている時の楽しさも良く 後半部分の声優さんの演技も迫真がありました。 欲を言えばゲ−ムの「鬼隠し編」に比べて、怖さが足りない気がしました。 CD3枚のボリュ−ムは、とても満足出来ると思います。 飽きもせず何度も聞き惚れている私です(^^) 原作と比べてみたりみなかったり 個人的偏見を入れると、星5つです。 ただ、原作と比べるとさほど怖くはありませんでした。原作をやっているときは、圭一(主人公)のモノローグ等の間にも 恐怖を感じ続けましたが、ドラマCDはそれほど…。 特に最後のシーンはちょっと残念でしたね。 もうちょっと圭一君には苦しうわおまえなにをするやめr …それとレナの豹変というものがありますが、あれが一番原作との差を感じましたね…。詳しくはネタバレなので語れませんが。 ただ、臨場感というものはありましたね。 しゃべっている分、リアルタイムに進行していくわけですから。 そのせいで原作では効果的な効果音が少し薄れてしまった感はありますが。 原作未プレイの方は、少し音量を大きめにすることをおススメします。 原作を未読の方へ 〜作風がマニア向け(ギャルゲーの1種)でもある為、外見の判断で敬遠される方がいるかと思います。 しかし、当作品は骨太のミステリーです。 推理小説が好きな人には、是非とも原作を一読して欲しいです。 原作は同人ソフトである為、購入経路が非常に限られています。 その為、原作を体験せずに当ドラマCDの購入を検討される方がいるかもしれません。 も〜〜し、そのような方がいれば、原作を一読するまで購入は控えるべきです。 原作を読まずして、このドラマCDは楽しめません。 そう断言してしまうほど、このドラマCDの出来は良かったと思います。〜
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